「歯科恐怖症」の方へ
歯科恐怖症は、歯科医院での嫌な経験が原因で起きることがほとんどです。多くの場合、以下のような体験が恐怖心を強め、その結果、歯科医院への通院を困難にする原因となります。歯科恐怖症を克服するためには、信頼できる歯科医師と協力し、少しずつ恐怖感を和らげていくことが重要です。当院は、痛みを和らげるための麻酔や、患者様の不安を軽減するためのリラックスできる環境作りに力を入れています。例えば、治療の説明を丁寧に行い、治療の進行状況を患者様に確認しながら進めるなどの工夫をしております。また、医院の雰囲気も歯科医院らしくない、内装にこだわっていますので、リラックスしてお越しください。歯医者が怖くてなかなか、受診できていない方は、お気軽にご相談ください。
- 過去の痛みを伴う治療経験
- 歯科医師やスタッフとのコミュニケーション不足
- 歯を削るドリルの音や機器の見た目
- 歯科医院の独特な匂い
- 幼少期のネガティブな経験
なるべく痛み・負担に少ない歯科治療を
提供するための取り組み
「痛みが怖い」という理由で歯科受診をためらう方は多いかと思いますが、そのような不安を持つ方にも安心して治療を受けていただけるよう、「痛みを少なくする診療」を心がけています。患者様の体調や気持ちに寄り添いながら、無理のないペースで治療を進めるため、恐怖感を軽減しながらの診療が可能です。 もし「痛いのが怖い」と感じて受診を迷っている場合は、まずはお気軽にご相談ください。
丁寧で視覚的にわかりやすい説明
各診療室に大型モニターを設置しています。この大型モニターに検査結果を映し出し、治療内容を説明します。模型での説明ではなく、ご自身の口腔内の状態を歯科医師と一緒に確認しながら説明を聞くことができるため、安心感が得られます。また、不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
正確な診断を行い負担の少ない治療計画のご提案
当院は、レントゲン撮影はもちろん、必要に応じて歯科用CTの撮影も行います。歯科用CTは、高解像度の立体画像を提供し、歯の根の形状や位置、骨の密度など、通常のX線では確認しにくい詳細な情報を得ることができます。その結果、患者様に根拠のある治療計画を説明できます。
表面麻酔・電動麻酔などの麻酔への工夫
多くの方が麻酔注射時の痛みや不快感を苦手と感じるため、当院ではそのような不安を軽減するためのさまざまな工夫を行っています。
表面麻酔の使用
いきなり麻酔注射を行うのではなく、最初に表面麻酔を歯ぐきに塗布します。これにより、歯ぐきがしびれて感覚が鈍くなり、注射針を刺す際の痛みを大幅にやわらげることが可能です。多くの患者様が、この表面麻酔で刺す痛みをほとんど感じなくなります。
電動麻酔注射器の使用
麻酔薬の注入時に生じる圧力や不快感を軽減するため、電動麻酔注射器を使用しています。電動麻酔注射器は、麻酔薬を一定の速度でゆっくりと注入するため、手動で行う注射に比べて痛みや不快感が最小限に抑えられます。この機器を用いることで、麻酔の際のストレスを減らし、リラックスした状態で治療に臨めるよう配慮しています。
これらの方法を組み合わせることで、麻酔の過程自体をできるだけ快適にし、患者様の不安を和らげることが可能です。痛みや不快感が苦手な方も、安心して治療を受けていただけます。
拡大視野化で可能な限り削らない痛みの少ない治療の提供
当院は、拡大鏡を用いた歯科治療を行っています。歯科医師の勘や腕に頼った肉眼での治療では、健康な歯質を余計に削ってしまうリスクがあります。患者様に痛みを感じさせるだけでなく、歯の寿命が短くなる可能性を高めてしまうため当院は、拡大視野化での治療を行います。
歯がボロボロになる前に歯科医院へ
歯科恐怖症や不安感から歯医者を避けてしまうと、むし歯や歯周病が悪化してしまうことがよくあります。放置すると、歯の状態が悪化し、治療がより複雑で負担の大きいものになる可能性が高いです。このような悪循環を断ち切るためには、早めの対応が重要です。 当院は、患者様が抱える恐怖心や不安に寄り添い、一緒に適切な治療方法を見つけるサポートを行っています。体が歯科治療に対して拒否反応を示している場合でも、無理なく進められるような麻酔法やリラックスできる環境作りに力を入れています。 「歯医者は怖い」と感じていても、勇気を出して一歩踏み出すことで、将来的に健康な歯を保つことができます。1本でも多くの歯を守るために、まずはお気軽にご相談ください。あなたのペースに合わせて、安心して受けられる治療方法を一緒に見つけていきましょう。